『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』 古賀及子

『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』
古賀及子 / 素粒社 / B6変形判並製 / 240P

『富士日記』への道案内。

戦後日記文学の白眉とされる武田百合子『富士日記』のきらめく一節をあじわいながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。

武田百合子生誕100年、日記エッセイの書き手による『富士日記』再読エッセイ。

* * *

 ルーティーンのなかには細かく細かく、たくさんのいつもの行動がある。繰り返しのことだと、好きだとか苦手だとか、だんだん感じにくくなっていく。「しゃがんで動物に御飯をやる」ことに、ここ、と矢印をつけて好きと言えるのは稀有だと思う。
 それくらい、日常というのは人に構ってくれないものだ。(本文より)

目次
はじめに

おかわりは急に嫌
なま身の善意
どちらも食べたいんですが
昭和がめちゃくちゃ
誰かの家はあいまい
桃のおばさん
食い逃げを見る
おもしろいほど喜ばれない
車のなかで食べなさい
普通のところだ
人が死んだのか
トンネルを走るお風呂
まずいたべもの
「わざわざ」以前の瓶ビール
重いふかしパン
いかにもマニュアルのなさそうな
コンビーフは今もある
蜂に印をつけられるか
食べ物に追われたい
情緒よりパワーのおみやげ
同居の人が不在であること
家具こそ雑に買う
自分ちじゃない家に帰って浴衣で寝る
またたく間に食べる
生きたり死んだりする鳥
これくらい本気で『水戸黄門』が観たい
声に出してさびしい
ふたりとひとりの奔放と気まま
運動の生息
映画は大胆に観る
シャトルバスのヒッチハイク
三つずつ二膳の餅
涙が出て、それから笑う
反転を感慨するためだけの訪問
本当に現実とごっちゃになるときの夢の形
宿題をやらない人たち
誰もいない家
尻とへそ
たくあんを食べたあとに飲む水は甘いか
正式な自分のごはん、非正式なごはん
下着かもしれない危機
男がいて嬉しい
新しくてわからない世の中
するときが好きだ
食べ物の不安
きっともっとゆっくり死んだだろう
遠くのあなたの装いを

あとがき

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